京都貴船にある 思ひ川 古くから縁結びの橋とよばれています
京都の貴船神社にある「思ひ川」は、古くから縁結びの川として信仰されており、多くの参拝者が訪れています。川面に小石を投げ入れて、石が沈むまでの時間が短ければ早いほど、縁結びのご利益があるとされています。
思ひ川

思ひ川の紹介
京都貴船神社にある貴船神社にある「思ひ川(おもいがわ)」は、本宮から奥宮へと続く参道の途中にある細流です。川幅はわずか数メートルで、水深も浅いですが、とても清らかな水が流れています。
この川は、古くから縁結びの川として信仰されており、多くの参拝者が訪れています。川面に小石を投げ入れて、石が沈むまでの時間が短ければ早いほど、縁結びのご利益があるとされています。
また、思ひ川にかかる橋は縁結び橋と呼ばれており、ここで恋人と一緒に渡ると、永遠に結ばれるという言い伝えがあります。

思ひ川の由来
和泉式部の切なる祈り
平安時代、夫(藤原保昌)との仲に悩んでいた和泉式部は、心機一転、復縁を祈願するために貴船神社を訪れました。和泉式部が、貴船神社に参拝した際、この川のほとりに舞う蛍を見て、自分の身の上を嘆き歌を詠みました。
「物おもへば 沢のほたるも 我が身より あくがれいづる 魂(たま)かとぞ見る」
(物思いにふけっていると、沢に舞う蛍も、私の体から抜け出した魂ではないかと思えてしまう)
これに対し、貴船の神様が返歌を返し、その後に彼女の願い(復縁)が叶ったという伝説が残っています。
「思い」を乗せて夫への募る思いを抱えながら、この川で手を洗い、身を清めたことから「御物忌川(おものいがわ)」が転じて「思ひ川」と呼ばれるようになったと伝えられています。
恋の道 結社への参拝
貴船神社は「本宮」「結社」「奥宮」の三箇所に分かれていますが、縁結びのハイライトは中宮である「結社」です。
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磐長姫命(いわながひめのみこと): 縁結びの神様が祀られています。
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結び文: 細長い緑色の紙に願い事を書き、結び処に結ぶと恋が叶うと言われています。
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和泉式部の歌碑: 「もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる魂(たま)かとぞ見る」 (切ない思いに沈んでいると、沢を飛ぶ蛍も、体から抜け出した自分の魂のように見える)
おすすめの参拝ルート「三社詣」
貴船神社の正式な参拝順序は、以下の通りです。この順番で巡るのが最もご利益があるとされています。
| 順番 | 場所 | 意味 |
|---|---|---|
| 1 | 本宮 | まずは全体の神様に挨拶。水占みくじが人気。 |
| 2 | 奥宮 | 龍穴(パワースポット)があり、思ひ川を渡って向かいます。 |
| 3 | 結社 | 最後にここへ戻り、縁結びを祈願します。 |
本宮


奥宮

結社



場所情報
〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町601 1112
思ひ川 題材にした小説
宇野浩二の小説「思ひ川」は、昭和20年代の京都を舞台に、一人の男と二人の女の三角関係を描いた作品です。主人公の男は、芸者と舞妓という二人の女性に愛されながらも、どちらを選ぶこともできずに苦悩します。
この小説は、美しい文体と繊細な心理描写で高く評価されており、何度も映画化やテレビドラマ化されています。
有料駐車場

本宮の駐車場は駐車可能台数が少ないのでなかなか止められませんので貴船パーキング/奥宮駐車場の停められるのをおすすめします。
公共機関を使ったアクセス方法
一般的に、以下のルートが最もスムーズです。
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叡山電鉄 鞍馬線で「貴船口駅」まで移動します。
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貴船口駅から**京都バス(33系統)**に乗り換え、「貴船」バス停で下車します(バスの乗車時間は約5分です)。
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バス停から貴船神社までは、川沿いを歩いてすぐ(徒歩約5分)です。
ルート詳細
以下のリンクから、現在の時刻に合わせた詳細な乗り換え案内や出発時間を確認できます。
アドバイス:
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貴船エリアは道が狭く、特に観光シーズンは駐車場が非常に混雑するため、公共交通機関での移動が強く推奨されています。
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叡山電鉄の車窓からは、新緑や紅葉の時期に美しい景色(もみじのトンネルなど)を楽しむことができます。




貴船神社を訪れた際には、ぜひ思ひ川にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか
願い事を叶えるためには、まず心を込めて参拝することが大切です。そして、お守りや絵馬などを購入して、願い事を書いて奉納するのも良いでしょう。また、水占いで吉凶を占ったり、川床で涼みながら食事を楽しんだりするのもおすすめです。

