【京都・嵐山】野宮神社 縁結びの宮 源氏物語ゆかりの地

目次

野宮神社

京都・嵐山の竹林の小道にたたずむ野宮神社は、古くから人々に親しまれてきた神社です。 源氏物語の「賢木の巻」にも登場し、縁結び・安産の神様として多くの参拝者が訪れます。かつては、伊勢神宮に仕える斎王が伊勢に赴く前に身を清める場所として使われていました。斎王は未婚の皇女または女王から選ばれ、厳格な規則の下、神事に奉仕しました。そのため、野宮神社は清らかな場所として、そして良縁を祈る場所として信仰を集めるようになったのです。

野宮神社の歴史

野宮神社は、平安時代初期に創建された古社で、伊勢神宮に仕える斎王が伊勢へ向かう前に身を清めた場所として知られています。源氏物語の「賢木の巻」にも登場し、文学作品としても名高い神社です。

斎王と野宮神社

  • 斎王制度: 天皇の代理として伊勢神宮に仕える未婚の皇女や女王のことを斎王といいます。斎王は、伊勢へ向かう前に一定期間、身を清める場所として「野宮」と呼ばれる聖地で過ごしました。
  • 野宮の場所: 野宮の場所は天皇の即位ごとに定められ、野宮神社の現在の場所が使用されたのは、平安時代のはじめ、嵯峨天皇の皇女仁子内親王が斎王として選ばれたときからです。
  • 源氏物語との関わり: 源氏物語の「賢木の巻」では、光源氏の妻六条御息所が娘の斎王とともに野宮で過ごした様子が美しく描かれています。

野宮神社のご利益

  • 良縁:良縁に恵まれたい、素敵な人と出会いたいという願いを持つ人に人気です。
  • 子宝:安産や子授けの祈願にも効果があるとされています。
  • 学問:学業成就を願う人にもおすすめです。

なぜ野宮神社はご利益があると言われるのか

  • 源氏物語とのゆかり:源氏物語の舞台としても知られ、物語の中で重要な役割を担う場所として登場します。このことから、古くから人々の信仰を集めてきました。
  • 斎王の聖地:かつては伊勢斎宮の野宮社があり、未婚の皇女または女王が伊勢神宮に参る前の1年間、身を清める場所として機能していました。
  • パワースポット:美しい自然に囲まれた境内は、心が安らぎ、良い気が満ちているとされています。

参拝方法

■鳥居をくぐる時には一礼しましょう。

■手水
  境内に入ったらまず、手水舎で手を清めます。(口も濯ぐのが正式ですが、止水のため当社では省略して下さい)

■本殿に進み二拝拍手一拝の作法で拝礼します。

■次に境内社で各自拝礼、願い事をされ、最後に お亀石をなでながら御祈念下さい。
    えんむすび・良縁結婚は野宮大黒天様
    子宝安産は白福稲荷大明神様

■鳥居をくぐって出るときも一礼しましょう。

野宮神社の見どころ

日本で唯一「黒木の鳥居」

じゅうたん苔の庭

野宮神社の境内にあるじゅうたん苔は、その名の通り、まるで緑の絨毯が敷き詰められたかのような美しい光景が広がっています。特に、木漏れ日が差し込む様子は、訪れる人々の心を穏やかに癒してくれるでしょう。

「亀石」撫でると願いが叶う

亀石は、その形から長寿や健康、そして子孫繁栄の象徴とされています。亀はゆっくりと確実に目標に向かって進むことから、目標達成や安定した生活への願いを込めて、多くの人々がこの石に触れたり、お参りしたりします。

亀石の伝説

亀石には、様々な伝説が残されています。例えば、昔、この地に現れた大きな亀が、人々の願いを聞き入れ、石になったという話や、亀石に触れると願いが叶うという言い伝えなどがあります。これらの伝説は、亀石が人々の心に深く根ざしていることを物語っています。

亀石のパワー

  • 石に触れる: 亀石に触れることで、そのエネルギーを感じることができます。願い事を心の中で唱えながら触れると、より効果的かもしれません。
  • お参りをする: 亀石の前で手を合わせ、自分の願いを込めてお参りしましょう。
  • 写真に収める: 亀石の写真を撮ることで、その姿を心に留めておくことができます。

カップルで願い事をかかれると叶うと言われています。

安産祈願の「白福稲荷大明神」

縁結び・子宝安産の神様として有名な野宮神社に祀られる白福稲荷大明神は、特に安産祈願で知られています。 多くの女性が訪れ、安産のお守りを授かり、無事に出産を迎えられるよう祈願しています。

  • 子宝・安産のご利益: 御祭神のご神徳により、子宝に恵まれたい、安産で元気な赤ちゃんを産みたいという願いが叶うとされています。
  • 商売繁盛のご利益: 商売繁盛のご利益もあるため、仕事で成功したいという方も多く訪れます。
  • 縁結びのご利益: 野宮神社全体が縁結びの神様としても有名であり、良縁を結びたいという方にもおすすめです。

源氏物語ゆかりの地

参拝情報

■参拝時間:24時間拝観可能
■参拝料 :無料
■授与所 :9:00~17:00

場所情報


〒616-8393京都市右京区嵯峨野宮町1

アクセス方法

電車:JR「嵯峨嵐山駅」より徒歩10分
バス:市バス11・28・93系統「野々宮」バス停より徒歩3分
駐車場:専用駐車場なし。近くのコインパークをご利用下さい。
※京都有数の観光地なので混雑しますのでご注意下さい。

お問合せ

電話番号 075-871-1972

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です