きゅうり をたくさん 栽培する方法
きゅうりは成長が非常に早く、短期間で収穫できる野菜です。また、子つる、親つる、などと適切なタイミングで摘心することで、100本以上の収穫も可能な野菜です。収穫までの工程も多いので少しめんどくさいですが、その工程を行うことにより収穫量も段違いに増やせます。このサイトでは収穫をたくさんできる方法を記載しましたのでぜひ参考にしてください。※私も本ページをマニュアルとして扱っています。
きゅうりをたくさん栽培する方法

目次
- きゅうりの特徴
- 栽培カレンダー
- 種選び
- 種うえ(ポット)
- 土・畝つくり
- 植付け
- 支柱たて
- 摘心1
- 摘心2
- 摘心3+力枝2本伸ばす
- 親ツルの摘心
- 下葉のカキ
- 先端を摘心
- 下葉のカキ
- 追肥
- 水やり
- 受粉
- 収穫心
- まとめ
1.きゅうりの特徴
きゅうりは、ウリ科の植物で、夏の代表格の野菜です。サラダや漬物、炒め物など、様々な料理に使える便利な食材です。短期間で収穫までできます。
つる性と巻きひげ
ウリ科の多くはつる性の植物です。葉の付け根から「巻きひげ」
成長スピードが非常に速い
ウリ科はとにかく「水」が大好きで、成長が驚くほど速いです。
野菜(食材)としては
圧倒的な「水分量」と「低カロリー」
きゅうりや冬瓜(トウガン)などのウリ科野菜は、その成分の約9
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天然の水分補給: 暑い時期の水分補給に最適で、
食べることで体を内側から冷やす効果が期待できます。 -
低糖質・低カロリー: 糖分が非常に少なく、
ダイエット中や夜食などでも罪悪感なく食べられるのが強みです。
「カリウム」によるデトックス効果
ウリ科全般に共通して豊富なのがカリウムです。
-
塩分の排出: 体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出する助けとなり、
むくみの解消や血圧の調整に役立ちます。 -
利尿作用: 「冬瓜」や「スイカ」なども含め、
体内の老廃物を流し出す働きが強いのが特徴です。
多彩な「食感」のバリエーション
ウリ科は、
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生食のパリパリ感: きゅうりのように、
細胞壁がしっかりしていて歯ごたえが良いもの。 -
加熱によるトロトロ感: 冬瓜やズッキーニ、白ウリなどは、火を通すと出汁や油を吸って、
口の中でとろけるような質感に変化します。
独特の「青臭さ(香り成分)」
ウリ科特有の爽やかな香りは、ピラジンやキュウリアルコールとい
-
リラックスと血流: この香りには精神を落ち着かせたり、
血液をサラサラにしたりする効果があると言われています。 -
苦味成分(ククルビタシン): 本来は害虫から身を守るための苦味成分が含まれていますが、
現在の食用品種ではほとんど感じないよう改良されています(※ 稀に強い苦味がある場合は、食べない方が安全です)。
2.栽培カレンダー
| きゅうり | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| <中間地帯> 植え付け 収穫期 |
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| 種まき 植え付け 収穫期 |
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| <暖間地帯> 植え付け 収穫期 |
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| 種まき 植え付け 収穫期 |
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| <寒地帯> 植え付け 収穫期 |
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| 種まき 植え付け 収穫期 |
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- 種まき
- 植え付け
- 収穫
3.種選び
きゅうりの栽培、家庭菜園で育てる場合、
選ぶ際のポイントをまとめました。
「節成り(ふしなり)」か「飛び成り」か
きゅうりには実の付き方に2つのタイプがあります。
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節成り(ふしなり):
親づる(メインの茎)の各節に実がつくタイプ。
プランター栽培や、 狭いスペースで効率よく収穫したい場合に最適です。 -
飛び成り(地這い):
親づるよりも子づる・孫づるに実が多くつくタイプ。
広い場所で地面に這わせて育てる「地這い栽培」に向いており、 病気に強く、収穫期間が長いのが特徴です。
病気への耐性(耐病性)
きゅうりは「うどんこ病」や「べと病」にかかりやすい野菜です。
特徴的な品種で選ぶ
普通のきゅうり以外にも、
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ミニきゅうり: 10cmほどで収穫するタイプ。皮が柔らかく、
お弁当やサラダに丸ごと使えます。 -
四葉(すうよう)系: イボイボが鋭い昔ながらのきゅうり。皮が薄くて歯切れが良く、
漬物や生食で非常に美味ですが、 スーパーにはあまり並ばないため家庭菜園ならではの味です。 -
とげなし品種: 触っても痛くなく、調理もしやすいタイプです。
栽培の「手間の少なさ」で選ぶ
最近は、脇芽かき(余分な枝を切る作業)があまり必要ない**「
ワンポイントアドバイス:
もしトマトなど他の野菜も一緒に育てているなら、
同じ時期に収穫できる「夏すずみ」などの定番品種が育てやすくておすすめです。 また、初心者の方は、病気への耐性(耐病性)を重視されることをお勧めします。※きゅうりは、うどんこ病・ウイルス病・べと病とかになりやすいので対策済みの種を選ばれるのをお勧めします。
4.種うえ(ポット)
種まきから始める方には下記のものを準備して下さい。
種まき・苗作りに必要なもの
きゅうりは寒さに弱いので、最初は小さなポットで「苗」を育ててから外に植えるのが一般的です。
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きゅうりの種
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初心者の方は「耐病性(病気に強い)」と書かれた品種がおすすめです。
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育苗ポット(直径9cm/10cm)
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黒いポリポットでOKです。
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種まき用の土
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市販の「種まきの土」や「育苗培土」を使いましょう。肥料分が調整されており、病気のリスクも低いです。
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育苗トレイ
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ポットを並べて管理するための箱です。
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保温資材(時期が早い場合)
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きゅうりの発芽適温は25℃〜30℃と高めです。4月などの肌寒い時期にまく場合は、簡易温室やビニールシート、または室内で保温する必要があります。また、スーパーからパッポウスチロールなどをもらってきて保温されるとか、寒い日は玄関とか室内に移動させる方法もあります。※移動させるのに育苗トレイがあると便利です。
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種まき方法
SETP1 ポットに土をいれる。

STEP2 指で穴をあける。(深さは人差し指の第一関節ぐらいの深さ)

STEP3 土を上からかけて軽く手で押さえて種と土を密着させる。

STEP4 水をたっぷりかける

STEP5 日の当たる温かみ南側の場所に移動(ブロックなどの上に置き風通し良くして菌・虫がつかない様にする)
- これから2~3週間の間は水を毎日与える。
- 寒い日・雨が降った日の翌日は湿る程度に軽く水を与える
- 寒い日・強風・雨が降る日は玄関などに避難させて下さい。
※種植え後、2週間~3週間の間に土づくりをして下さい。
5.土・畝つくり
土づくり


植えつけ 2週間前、1㎡当たり苦土石灰 100gまいてよく耕す。
畝をつくる

株間50cm以上あけることをお勧めします。※密集するとうどんこ病なりやすくなるので株間50cmほど空けましょう。
6.植付け

種植えから2~3週間経過すると上の画像ぐらに育っていれば畑に植付けができます。
目安として
- 大きな葉が3枚
- 子どもの葉が枚
- 成長点がある事を確認

ポットから出すと上の図のように白い根が周りに巻き付いていることを確認してください。
注意
- 根が黒ぽい/赤茶けてる場合根腐れしている為、植えないで下さい。
- 植えてしまうと、その苗だけではなく畝全体が病気になる可能性があります。
手順
STEP1 植付け2時間前にぐらいにタップリと水を掛けてください。

STEP2 植付け前にポットと同じくらいのサイズの穴をほる。

STEP3 穴を掘った場所に水をコップ1杯分(約200CC)ぐらい注ぐ。
STEP4 ポットから苗を取り出す。(水切り穴から押すときれいにとりだせます。)

STEP5 植えて、まわりの土を戻して(埋めて)上から軽く手で押さえる。

STEP6 水をたっぷり掛けてる。

STEP7 強風/寒さ/地面の渇き対策に風よけあんどん・ワラ(草など)を敷く


植付けたばかりは、根の数もすくなく、茎も弱く、寒さにも弱いので風よけあんどんを掛けて守ってあげましょう。また、地面の渇きを押さえるためにワラ/草などを敷くことをお勧めします。
- 強風で簡単に茎が折れて枯れます。
- 寒さで簡単に枯れます。
- 2~3週間ほどは風よけあんどんを設置しましょう。(あんどん部は土などの入っていた袋を利用しましょう。)
- ワラ(草)を敷くことで渇きを押さえる事ができ、また、微生物も活発に活動しますので土壌改良も進み栄養の一杯ある土になります。
- 支柱たてはまだ行わなくても大丈夫です。
7.支柱たて
植付け後、2~3週間後に苗が50~60cmぐらいなったら支柱をたてましょう。(葉が4~5枚ぐらいついた状態)

- 支柱は2mぐらいのものを用意する。
- 支柱は苗から30cmほど離した場所にたてる。(※支柱は30cmぐらいは地面に突き刺しましょう。)
- 強風で茎が折れるのを守るため、縄などで軽くとめましょう。


倒れない様に両サイドに杭を打ち込み、縄などで固定をする。
※倒れるのを心配される方は中央にも打ち込み固定されることをお勧めします。

園芸用ネットをはれば、あとは勝手に苗が伸びていきツルで巻き次いで自動的に苗は固定されます。
※ここまですれば大変な作業があとは無くなるので楽になります。
※もちろん、作業を後にしても問題はないと思われます。
8.摘心1
植付け後、2~3週間後に苗が50~60cmぐらいなったら1節から5節間からワキ目(子ツル)が生えてきますがそれをすべて摘心(目かき)を行う。


節から出る脇芽(子ヅル)を摘心する。
1~5節とは

子葉の上から1枚の葉の茎の部分を第1関節、2枚目の葉からの茎の部分を第2関節の様に予備、1~5節から出てくる脇芽をすべて摘心する。※摘心を行わないと花が咲き実が出来てしまいます。この時期に行わないといけない事は苗の成長を促すことです。
摘心を行わないとどうなるのか
*風通しが悪くなり、菌が滞留・増幅してうどんこ病・ねと病にとなり苗がダメになるだけではなく周りの苗にも菌が移り畝全体がダメになる場合があります。
そのため1~5節から出て出てくる芽はすべて取り除いて下さい。*子葉は成長を促す役割があるのでそのまま残してください。但し色が黄色に変色している場は取り除いてください。

9.摘心2
第6節~10節から出る脇芽は1節(1葉)まで伸ばし、その先は摘心する。
- この高さまで伸びると病気になるリスクが無くなるので1つだけ身を収穫する。
- 苗はまだ成長段階のため、苗に栄養がまわる様にする。
- 摘心せずに放置すると小ツルに栄養がまわり、苗の成長がわるくなる。
- 高さは約20cmほど

摘心後、その先にまたツルが伸びるので1節のみ伸ばして摘心をする。※第6節~10節間はその作業を繰り返す。
10.摘心3+力枝2本伸ばす
力枝2本残し、その他の枝は2節(葉を2枚残して摘心)
- 第11節~15節から出る力強い(脇芽)2本はそのまま横に伸ばす。※伸ばしきれない場合は折り返して伸ばす。
- 第11節~15節からその他の脇芽は2節(葉を2枚)残して摘心する。※その後も同じように繰り返す。

11.親ツルの摘心
人の頭の高さ(人の目線)で親ツルを摘心。※親ツルの成長を止める。

- 苗の成長を止めて横方向/きゅうりの実に栄養がまわる様にする。
- きゅうりの茎は折れやすいので頂点部分で縄ひも等で止めて固定する。※強風時に折れるやすいのでとめましょう。
12.下葉のカキ
植付けから1.5~2ヶ月で第1~5節の葉をすべて摘心する。

- 親ツルから出ている葉・子ツルをすべて取り除く。
- だいたい、ひざ下の高さから出ている葉・ツルをハサミなどで取り除く。
- 注意、取り方は、いっきに取ると、苗が弱るので、2枚取り除いて、2~3日空けてまた、2枚取り除く作業を続ける。
葉も1.5~2ヶ月経過すると光合成をする力も弱くなるので取り除いて風通しを良くする。
13.追肥
収穫が始まった時期から始める。きゅうりの根は広く広がるので株元から30cmほど離れた場所に追肥を行うと苗に効率用よく栄養がいきます。

- きゅうりほ根先から栄養を吸収するので株元から30cmほど離れ場所に撒くのが好ましい。
- 畝の周りに撒くとよい。
- 2~3週間に一度まく。
- ※液体肥料などで撒くと簡単にまけるのでお勧めです。
14.水やり
- 基本的には毎日まくことをお勧めします。
- 但し、梅雨の時期・肌寒い日・雨が降った翌日は控えて下さい。
不足になると下の写真の様に曲がったきゅうり・ひょうたんの様なきゅうりになりますので注意ください。

15.受粉
効率用良く実を成長させるには、授粉作業を行って下さい。※家庭菜園・街中などで栽培する場合、ハチ・蝶のような花粉を運んでくれる虫が少ないので授粉できないことが近年多くなっております。

- 綿棒・筆などでおしべから花粉を取ってめしべにぬる。
- ※私は、面倒なのでおしべを切ってめしべにこすりつけています。
- めしべは花のもとがが膨らんだのがめしべです。
16.収穫
- きゅうりは成長が速いので身がなって数日で大きくなるので注意して下さい。
- 最初はスーパーでよく販売されているサイズ20cmぐらいで収穫することをお勧めします。
- (20cm以上大きくする栄養をその他の実・苗に栄養を回してたくさん収穫できるようにしましょう。)
17.まとめ
たくさんの工程があり、面倒だと思われますがその作業には意味があり、収穫量もう~んと増えますので実施しましょう。夏にきゅうりがあればいろんな料理に使えてとても便利な食材ですのでぜひ、実施してみてください。


