きゅうりを栽培しよう!サラダや漬物、炒め物など、様々な料理に使えて便利な食材です。

きゅうりを栽培しよう!

目次

  1. きゅうりの特徴
  2. トマト(ミニトマト)の栄養分
  3. トマト(ミニトマト)栽培ポイント
  4. 栽培カレンダー
  5. 土つくり
  6. 畝をつくる
  7. 植え付け
  8. 支柱を立てる
  9. 主枝を支柱(ネット)に結び付ける
  10. わき芽を摘心
  11. 追肥
  12. 受粉
  13. 先端を摘心
  14. まとめ

1.きゅうりの特徴

きゅうりは、ウリ科の植物で、みずみずしくてシャキシャキとした食感が特徴の野菜です。サラダや漬物、炒め物など、様々な料理に使える便利な食材です。栽培も比較的簡単で短期間で収穫までできます。

2.きゅうりの栄養分

きゅうりは、水分が90%以上を占めており、栄養価が低いというイメージがあるかもしれません。しかし実際には、様々な栄養素が含まれています。

主な栄養素

  • カリウム: 体内の余分な塩分を排出する働きがあり、高血圧予防に役立ちます。
  • ビタミンK: 骨の健康維持に必要な栄養素です。
  • ビタミンC: 抗酸化作用があり、免疫力向上や美肌効果が期待できます。
  • 食物繊維: 腸内環境を整え、便秘解消に役立ちます。
  • β-カロテン: 体内でビタミンAに変換され、視力維持や粘膜保護に役立ちます。

その他

  • きゅうりには、アスコルビナーゼというビタミンCを分解する酵素が含まれています。しかし、この酵素は熱や酸に弱いため、加熱したり、酢やレモン汁と一緒に調理することで、ビタミンCの損失を抑えることができます。
  • きゅうりの皮には、β-カロテンが豊富に含まれています。皮ごと食べることで、より多くの栄養素を摂取できます。

効果

  • むくみ解消: カリウムが豊富なので、体内の余分な水分を排出し、むくみを解消する効果があります。
  • 美肌効果: ビタミンCやβ-カロテンが豊富なので、美肌効果が期待できます。
  • 便秘解消: 食物繊維が豊富なので、腸内環境を整え、便秘解消に役立ちます。

注意点

  • きゅうりは体を冷やす効果があるため、冷え性の方や妊娠中の方は、食べ過ぎに注意しましょう。

まとめ

きゅうりは、水分が豊富で低カロリーながらも、様々な栄養素が含まれている健康的な野菜です。バランスの取れた食生活を心がけ、きゅうりを積極的に食べることで、健康や美容に役立つ効果が期待できます。

3.栽培ポイント

  • きゅうりは寒さに弱いので、温かくなってから植えましょう。
  • 乾燥を嫌うのでこまめにお水をあたえましょう。(朝・夕)
  • 株元は風通しが良くなるように、茎を出来るだけ伸ばして支柱に紐で結び付けましょう。
  • 風通りを良くするため、第5節までわき芽は取り除きましょう。(晴れた日に行う)
  • 肥料は2~3週間おきに与える。
  • 背の高さ(手の届く高さ)まで伸びたら摘心を行い、わき芽を広げて収穫作業がしやすいように主枝の生長を止める。

4.栽培カレンダー

中間: 関東、東海、中部(長野県中~北部を除く)、近畿、福井県、中国
: 四国、九州、沖縄県
:北海道、東北、北陸(福井県を除く)、長野県(南部を除く)

発芽地温:25~30℃
日照:日なた
植え方:地植え、鉢植え(プランター)

寒さを嫌うので温かくなってから栽培を始めましょう

5.土つくり

植えつけ 2週間前、1㎡当たり苦土石灰 100gまいてよく耕す。

植え付け1週間前に1㎡あたりたい肥を3Kgをまく

※今回は「すくすく(ホームセンターコーナンで低価格で販売)」醗酵済で比較的臭いが臭くなく、量も多いのでこちらの商品を選択しました。※臭いが気になる方は、最後に上から土をかぶせてください。臭いが低減します。

6.畝をつくる

植える面の幅40cm以上と株間50cm以上あけることをお勧めします。
※密集するとうどんこ病なりやすくなるので株間50cmほど空けましょう。

コンクリートブロックで囲んだところでも十分栽培はできます。※株間50cmは確保ください。

7.植え付け

きゅうりは乾燥を嫌うので水をさっそく与える。

8.支柱を立てる

きゅうりはすぐに大きくなるので先に支柱を立てる。

・きゅうりは高さくなるので、なるべく長いものを選んでください。
・支柱を立てるとあとは伸びてきた茎を結ぶだけで簡単にすみますが、後から、支柱を立てると葉が伸びてきて立てにくいので、できる限り早めに支柱を立てましょう。

支柱だけでは不安な場合は杭を打ち込んで、支柱にくくるつければ台風がきても安心です。

園芸用ネットを張る

園芸用ネット(100円均一購入)を張ると作業が楽になるのでお勧めです。
※目合が細かい物を選ぶと結ぶのも簡単になります、また、自然に伸びる巻きひげが絡みついてくれます。

9.主枝を支柱(ネット)に結び付ける

植え付け後、丈が伸びるので支柱に結び付けましょう。結び付けことにより強風、雨が降っても倒れることはなくなります。ひもは麻ひもで8の字に指1本分のすきまが空くように結び付けましょう。(ビニールひもは夏の暑さで劣化して切れるので麻ひもを使いましょう。
もしくは、ネットに結びつけましょう。

10.わき芽を摘心

背丈が高くなってきたらわき芽を摘心しましょう。

摘心をせずに放置すると、きゅうりが生長しません。また、風通しが悪くなりうどんこ病になるので、5~6節までのわき芽は摘心しましょう。摘心・わき芽かきは晴れた日に行う。(摘心・わき芽かきの傷口が乾きやすい晴れた日に行う。

風通しが悪くなるとうどんこ病になって枯れてしまうので密集しないように取り除く。

11.追肥

少なめに継続的に追肥する。

植えつけ 2週間後から追肥をします。 1回目は半握り程度を、株元から15cmほど離れた場所に。 その後2~3週間に1回を目安に、様子を見ながら定期的に施します。 巻きヒゲの勢いがよければ肥料が効いている状態なので必要ありません。
2回目は畝の肩、 3回目は畝間・・・・・・と徐々に株から離れた位置に施します。

12.受粉

近年、はちの数が減ってきて自然に受粉できないケースが増えてきているので、おしべを切り取ってめしべに花粉を塗り付けてやると(おしべをめしべに押し付ける)授粉ができ実がおおきくなります。

13.先端を摘心

手が届く高さまで育ったら、それ以上大きくならないように先端を摘み取ります。 それを行うことにより下のわき芽が伸びて収穫が増えるので必ずおこないましょう。

14.まとめ

・風通しをよくしないとうどんこ病になるので注意が必要です。
・先端を摘心を行うと収穫量が増えますので行いましょう。
・きゅうり栽培は朝、夕の水やりを欠かさず行いましょう。

水不足になると曲がったきゅうり、下膨れなどの生長に障害がでますので水やりは朝・夕行いましょう。

実がくびれ、下膨れになる
実が大きくなろうとする時期に、水か肥料が不足したために生長に障害が出ています。 とくに下膨れの場合は、水不足が原因のことが多いです。

きゅうりが曲がる
キュウリが曲がる原因は、
①障害物にぶつかって曲
②日照と風通しの不足
③水か肥料の不足がなどが考えられますがとくに水が不足すると変形したきゅうりができやすくなります。

先端が細くなる
肥料不足か高温乾燥が原因で多く発生します。 株元をワラなどで覆って保湿と地温の上昇を防ぐなどの対策をします。

きゅうりが苦い
チッ素肥料が多かったり、気温が低かったり、日照、水、肥料が不足するなど、きゅうりにストレスがかかると苦みが出やすくなります。 

上記、異変が生じた場合は、栽培の見直しをしましょう。

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