甲子園素盞嗚神社 阪神タイガースファンの聖地
阪神甲子園球場に隣接する「甲子園素盞嗚(すさのお)神社」は、野球ファン、特に阪神タイガースファンにとっての聖地として知られています。球場よりも遥かに古い約400年前から続く歴史ある神社です、現在では、必勝祈願や野球上達のパワースポットとしての注目されています。
甲子園素盞嗚(すさのお)神社


目次
甲子園素盞嗚神社の由縁
阪神甲子園球場のライトスタンド場外に隣接する甲子園素盞嗚(すさのお)神社は、約400年の歴史を持つ神社です。もともとは野球とは無関係に、地域の守り神として創建されました。その由来と歴史をわかりやすく解説します。
1. 治水と疫病退散の願い(創建の由来)
この神社が創建されたのは、今から約400年前の江戸時代初期とされています。
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暴れ川の鎮守: 当時、この一帯は武庫川の支流である「枝川(えだがわ)」と「申川(さるがわ)」が分かれる三角州のような地形で、度重なる水害に悩まされていました。
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素盞嗚尊を祀る: ヤマタノオロチ(大蛇)を退治した武勇伝を持つ素盞嗚尊(スサノオノミコト)を、氾濫する川を鎮める「治水の神」として、また水害後に流行する「疫病を払う神」として祀ったのが始まりです。
2. 甲子園球場の誕生と変遷
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球場の建設(1924年): 大正13年、川の改修工事によって生まれた広大な跡地に「阪神甲子園球場」が建設されました。神社のすぐ裏手に球場ができたことで、次第に関係が深まっていきました。
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戦火と復興: 1945年の空襲により社殿は焼失しましたが、戦後に再建され、現在は地域住民だけでなく全国の野球関係者からも崇敬されています。
3. 「野球の聖地」としての現在
球場と地続きのような場所にあることから、現在は以下のような愛称で親しまれています。
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タイガース神社・甲子園神社: 阪神タイガースの選手やファン、また甲子園出場を目指す高校球児たちが「必勝祈願」に訪れる場所となりました。
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ゆかりのモニュメント:
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野球塚: 元阪神監督の岡田彰布氏の揮毫(きごう)による石碑。
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「夢」ボール像: 故・星野仙一氏の揮毫によるボール型のモニュメント。
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ベース型の敷石: 境内の地面にはホームベースの形をした石が埋め込まれています。
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水害から村を守るために建てられた古い神社が、時代の変化とともに「野球の神様」として愛されるようになったと言われています。

ご利益
もともとは約400年前に武庫川の治水(水害除け)を祈願して創建された歴史がありますが、現在はその立地から「勝負事」に関する信仰が非常に篤いです。
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必勝祈願・勝負運: 阪神タイガースの選手やファン、高校球児たちが勝利を願って参拝します。
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野球上達: 野球少年やプロを目指す選手が技術向上を祈願します。
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厄除け・疫病退散: 御祭神の素盞嗚尊(スサノオノミコト)は、ヤマタノオロチを退治した武勇の神であり、厄を払う力が強いとされています。
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商売繁盛: 境内には西宮神社の「えべっさん(蛭児大神)」も祀られており、商売繁盛のご利益も期待できます。
見どころ
1. 野球塚
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阪神タイガースの元監督・岡田彰布氏によって寄贈された塚です。塚の前にはホームベース型の石が敷き詰められており、野球上達や必勝を願う人々が絶えません。

2. 「夢」のボール型モニュメント
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「夢」のボール型モニュメント: 故・星野仙一元監督の揮毫(きごう)による「夢」の文字が刻まれた、野球ボール型の御影石です。
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野球塚の前にはホームベース型の敷石があります。
ここで素振りなどをして将来甲子園球場でプレイ出来る様にお祈りします。

3.星野仙一さん「夢ボールみくじ」
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見た目: 野球ボールの形をした陶器製(または樹脂製)の置物おみくじです。
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デザイン: ボールの表面に、星野仙一元監督(阪神タイガース、中日ドラゴンズ、楽天イーグルス等で監督を歴任)が好んで使った言葉である**「夢」**という文字が刻まれています。
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仕組み: ボールの底にある紐(赤い糸など)を引くと、中からおみくじの紙が出てくる仕組みです。
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ご利益: 必勝祈願、目標達成、夢の実現など、野球の上達だけでなく人生の成功を願う方に人気です。

4.幸福をまねく「虎みくじ」
陶器で作られた可愛らしい虎の置物の中におみくじが入っている「置き型」のタイプです。
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見た目: 右手に小判を持ち、左手を上げた「招き猫」ならぬ「招き虎」のポーズをしています。
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表情: にっこりと笑った表情で、首を少し傾けているのがとても愛らしいです。
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デザイン: 黄色の体に黒い縞模様、赤い耳と口がアクセント。左側には「素盞嗚神社」の文字が入っており、参拝の記念や置物としても人気です。


5. タイガースファン必見の授与品(お守り・絵馬)
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タイガースお守り: 阪神タイガースのロゴが入った公式デザインのお守りが人気です。
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タイガース絵馬: ホームベース型の絵馬や、球団ロゴ入りの絵馬が並びます。特に「寅年」や優勝記念などの限定品が出ることもあります。
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限定御朱印: 阪神タイガース創設90周年(2025年)などの節目には、特別なデザインの御朱印やクリアファイル付きのものが授与されることがあります。
参拝の作法
参拝の基本作法(二拝二拍手一拝)
基本的には、一般的な神社の作法と同じです。
・鳥居をくぐる前: 軽く会釈(一礼)をしてから境内に入ります。


・手水舎(てみずや): 水で手と口を清めます。

・拝殿(お参り)
- お賽銭を静かに入れ、鈴があれば鳴らします。
- 二拝: 深く2回お辞儀をします。
- 二拍手: 手を2回叩きます。その後、手を合わせたまま心の中で願い事(必勝祈願など)を伝えます。
- 一拝: 最後にもう一度深くお辞儀をします。

※本堂の後ろには甲子園球場の照明が見えます。
帰り際: 鳥居を出た後、振り返って本殿に向かって軽く一礼します。
経内図

場所情報
〒663-8152 兵庫県西宮市甲子園町2−40
アクセス方法
電車でのアクセス(最寄り駅)
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阪神本線「甲子園駅」から徒歩約10分
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駅の東改札口を出て、甲子園球場沿いに南へ進むと、球場のライトスタンド後方に神社があります。
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営業時間
9:00~16:00
開門時間: 24時間参拝可能
参拝自体は終日可能ですが、御朱印やお守りの授与所などの窓口業務については、日中の時間帯(一般的には9:00〜16:00や17:00頃まで)に限られている場合が多いです。
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阪神甲子園球場のライトスタンド場外に隣接しています。


