京都霊山護国神社 幕末に活躍した維新の志士たちの御霊を祀る~坂本龍馬、中岡慎太郎、桂小五郎眠る~
京都霊山護国神社~幕末に活躍した維新の志士たちの御霊を祀る~

目次
京都霊山護国神社

京都霊山護国神社(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)は、京都市東山区にある神社です。幕末から明治にかけての動乱期に国のために命を捧げた人々を祀る神社です。特に、明治維新に大きな役割を果たした志士たちの墓所として知られており、歴史好きにはたまらない見どころが満載です。
幕末維新の志士たち、坂本龍馬、中岡慎太郎、木戸孝允(桂小五郎)をはじめ、安政の大獄や池田屋事件などで命を落とした1356名が祀られており、日清戦争、日露戦争、日中戦争、太平洋戦争など、明治以降の国事に殉じた約7万3千柱の御霊が祀られています。
坂本龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日には、「龍馬祭」が執り行われ、全国から多くの参拝者が訪れます。
京都霊山護国神社に御霊を祀られている方
京都霊山護国神社は、明治維新を目前にして倒れた幕末の志士たちをはじめ、国事に殉じられた方々の御霊を祀られています。
主な御祭神(幕末維新の志士)
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坂本龍馬(さかもと りょうま):
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土佐藩出身。薩長同盟の仲介など、維新回天に大きな役割を果たしました。中岡慎太郎と共に近江屋事件で暗殺され、二人の墓が並んで祀られています。
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中岡慎太郎(なかおか しんたろう):
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土佐藩出身。陸援隊を組織し、坂本龍馬と共に活動しました。龍馬と共に近江屋事件で暗殺され、隣り合って祀られています。
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木戸孝允(きど たかよし):
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長州藩出身。「桂小五郎(かつら こごろう)」の名でも知られ、西郷隆盛・大久保利通と共に「維新三傑」の一人。維新の指導者として活躍しました。
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久坂玄瑞(くさか げんずい):
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長州藩出身。松下村塾の双璧の一人。禁門の変(蛤御門の変)などで活躍しました。
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高杉晋作(たかすぎ しんさく):
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長州藩出身。奇兵隊を創設し、倒幕運動で活躍しました。(墓碑はありますが、遺骨は山口県にあります)
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宮部鼎蔵(みやべ ていぞう):
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肥後藩出身。池田屋事件で新選組に討たれました。
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真木和泉守(まき いずみのかみ):
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久留米藩出身。禁門の変で敗死しました。
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吉村寅太郎(よしむら とらたろう):
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土佐藩出身。天誅組の変などで活躍しました。
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梅田雲浜(うめだ うんぴん):
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若狭藩出身。安政の大獄で処刑されました。
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頼三樹三郎(らい みきさぶろう):
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儒学者。安政の大獄で処刑されました。
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明治以降の日清戦争、日露戦争、満州事変、日中戦争、大東亜戦争(太平洋戦争)などの戦役に戦没された京都府出身の英霊、合わせて約73,000柱(平成13年時点)が祭神として祀られています。
京都霊山護国神社は、これらの国事に殉じた全ての方々を祀り、その功績を顕彰しています。
京都霊山護国神社の歴史
創建と初期の歴史
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明治元年(1868年):明治天皇の詔(みことのり)により、明治維新で亡くなった志士たちの御霊を祀るため、京都東山の霊山に神社を創建するようにという御沙汰が発せられました。
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これを受けて、京都の公家や薩摩藩、長州藩、土佐藩など各藩が協力して、それぞれの招魂社を建立しました。
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当初は「霊山官祭招魂社」と称され、国費によって維持されていました。
昭和期から現在
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昭和14年(1939年):政府が全国の招魂社の制度を改め、各道府県に護国神社を指定することになった際、内務大臣指定により「京都霊山護国神社」と改称されました。この時、本殿、拝殿などの社殿が新築されました。
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第二次世界大戦後:国から離れ、神社本庁の別表神社となりました。
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昭和45年(1970年):境内に霊山歴史館が開館。幕末・明治維新期の歴史を総合的に研究・展示する専門博物館として、多くの資料を収蔵しています。
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昭和50年(1975年):霊山歴史館が登録博物館となる。
本殿


明治元年(1868年)に明治天皇の詔(みことのり)によって建立された「霊山官祭招魂社」に始まり、全国の護国神社の先駆けとなりました。
本殿は、昭和14年(1939年)に完成し、これを機に現在の「京都霊山護国神社」という名称になりました。この本殿では、幕末の志士たちをはじめ、日清・日露戦争、満州事変、支那事変、大東亜戦争(太平洋戦争)などで国難に殉じた英霊を祀っています。
霊山墳墓
霊山墓地は、幕末から明治維新にかけて活躍した志士たちが多数眠る場所です。

注意:霊山墓地に入るに霊山墳墓拝観料が掛かります。
・大人 300円
・小・中学生 200円

・坂本龍馬と盟友である中岡慎太郎の銅像として、二人の功績を称えて建立されています。
休憩所

京都市内を見下ろせる絶景が広がっています。



・坂本龍馬、中岡慎太郎、桂小五郎年表が見られます。

頂上部には、木戸孝允(桂小五郎)のお墓があります。
ゆかりのある志士たちも祀られています。
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長州藩(山口藩)
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土佐藩(高知藩)
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筑前藩(福岡藩)
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因幡藩(鳥取藩)
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肥後藩(熊本藩)
日清戦争、日露戦争、太平洋戦争などの戦没者が祀られています。





龍馬祭
京都霊山護国神社では、幕末の英雄・坂本龍馬の命日である11月15日に、毎年「龍馬祭」が行われます。
祭りの概要
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日時: 毎年11月15日 15:30より斎行
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場所: 京都霊山護国神社 坂本龍馬・中岡慎太郎の墓前
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内容:
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龍馬と中岡慎太郎、下僕・藤吉の御霊を慰める神事が執り行われます。
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坂本龍馬が遭難当日に食べ損ねたという郷里の味、軍鶏(シャモ)鍋が墓前に供えられます。
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参拝者にも軍鶏鍋が振る舞われるのが恒例となっています(数量限定)。
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全国各地から多くの龍馬ファンが訪れ、龍馬の遺徳を偲びます。
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その他
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墓地への拝観料として大人300円、小中学生200円が必要です。
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当日は多くの参拝者で混雑が予想されるため、公共交通機関の利用が推奨されています。
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また、龍馬祭に合わせて「龍馬よさこい」という奉納演舞が行われることもあります。
この祭りは、坂本龍馬という人物を慕う人々の熱意が感じられる、霊山護国神社を代表する行事の一つです。

場所情報
〒605-0825 京都府京都市東山区清閑寺霊山町1
参拝時間
・開門 午前8時
・入山受付 午前9時
・閉門 午後5時
・年中無休
・夜間拝観:8/13~16のみ(21時消灯・閉門)
アクセス方法
- 駐車場:神社には駐車場がございませんので、近隣の駐車場をご利用ください。※参考に近くの駐車場の写真掲載

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京都市バス「東山安井」または「清水道」バス停から徒歩約10分。
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京阪電車「祇園四条駅」から徒歩約20分。
お問い合わせ
京都霊山護国神社
☎ 075-561-7124





