京都ゑびす神社 「えべっさん」の愛称で親しまれる、商売繁盛の神様
京都ゑびす神社

目次
1.京都ゑびす神社の紹介

京都ゑびす神社は、京都市東山区にある神社で、商売繁盛、家運隆盛、旅行安全の神様として広く信仰を集めています。特に、十日えびす大祭は日本三大えびす祭のひとつとして有名で、毎年多くの人で賑わいます。
歴史と由緒
- 建仁2年(1202年):栄西禅師によって建仁寺の鎮守社として創建。
- 都七福神:恵比寿神として、商売繁盛の神様として信仰を集める。
- 交通安全の神様:栄西禅師が中国から無事帰国されたことから、交通安全の神様としても信仰される。

2.京都ゑびすご利益
主なご利益としては、
- 商売繁盛:えびす様は七福神の一人で、商売の神様として広く信仰されています。特に、商売繁盛のご利益を求めて多くの方が参拝されます。
- 家運隆盛:家内安全、無病息災、そして家族の繁栄など、家全体に幸福をもたらすといわれています。
- 旅行安全:旅の安全を祈願する方も多く、出張や旅行前に参拝する人もいます。
特に有名なのが、毎年1月10日に開催される「初ゑびす/十日ゑびす大祭」です。この期間中は、商売繁盛を祈願する多くの参拝者で賑わいます。
えびす様とは?
えびす様は、漁師や農家、商家など、生業を守護し、福徳をもたらす福神として祀られています。七福神の一人として大黒天と並び祀られることも多く、大黒様との組み合わせで、商売繁盛や家内安全のご利益を授かるといわれています。

3.お参り手順
京都ゑびす神社のお参り手順
1. 鳥居をくぐる
神社の入口にある鳥居をくぐります。鳥居は、神域と人間の世界を分ける結界の役割を果たしています。心身を清めてから、鳥居をくぐりましょう。
2. 手水舎で清める
最初に、手水舎で心身を清めましょう。
・柄杓を持ち、右手で柄杓を持ち、左手を清めます。
・左手で柄杓を持ち替え、右手首から先を清めます。
・柄杓を持ち替え、口に水を含み、一度吐き出します。
・柄杓を立てて柄に水を流し、柄杓を元の位置に戻します。

3. 本殿へ
手水舎で清めた後、本殿に向かいます。本殿の前で一礼し、鈴を鳴らします。

4. 横参り

京都ゑびす神社では、本殿の横で参拝する「横参り」が特徴です。ゑびす様は耳が遠いとされているため、本殿の壁を優しく「トントントン」と叩いてお知らせしてから、お願い事をします。


5. 賽銭箱へ
賽銭箱に賽銭を入れ、願い事を心の中で念じます。
6. 二の鳥居の熊手

熊手に賽銭を投げ入れて、商売繁盛を祈願しましょう。
7. お礼
お参りが終わったら、再び本殿に向かって頭を下げ、感謝の気持ちを伝えましょう。
4.案内図

5.場所情報
【住所】〒605-0811 京都府京都市東山区小松町125
6.アクスス方法
- 京阪電車「祇園四条駅下車 徒歩6分
- 阪急電車「河原町駅下車 徒歩8分
- JR・近鉄「京都駅」下車 バス(17・205系統)で約10分「河原町松原」バス停徒歩約5分
- 市バス(31・46・201・203・207系統など)で「四条京阪前」バス停徒歩約5分
7.営業時間
拝観時間 8:30〜17:00
御朱印受付時間 8:30〜16:30
8.お問合せ
℡075-525-0005
【住所】〒605-0811 京都府京都市東山区小松町125