【武信稲荷神社】坂本龍馬と一寸法師 ゆかりの神社 必勝 命名 名付けにご利益

武信稲荷神社は、京都府京都市中京区にある神社です。旧社格は村社。必勝、命名、名付けに利益があるとされています。坂本龍馬とおりょうの逸話、一寸法師、武士になるために、お椀の船で京へやってきた一寸法師が住み込みで奉公したと言われている。

目次

武信稲荷神社

武信稲荷神社は、京都府京都市中京区にある神社です。旧社格は村社。必勝、命名、名付けに利益があるとされています。

創建は859年(貞観元年)で、藤原良相によって創建されました。当時、境内北側一帯には藤原氏の学問所である勧学院と西側一帯に療養施設である延命院があり、神社はその守護社として祀られました。

後に時代が下ると藤原武信という人物が当社を厚く信仰したため武信稲荷と呼ばれるようになりました。

武信稲荷神社(たけのぶいなりじんじゃ)一寸法師と坂本龍馬ゆかりの神社です。

ご利益

武信稲荷神社の主なご利益は、以下のとおりです。

  • 必勝
  • 命名・名付け
  • 家内安全
  • 健康長寿
  • 縁結び

必勝祈願の参拝方法

武信稲荷神社で必勝祈願をする場合は、以下の方法で行います。

  1. 社務所にて必勝祈願の御祈祷料を納めます。
  2. 本殿に参拝し、必勝祈願のお願いをします。
  3. 境内にある榎の御神木にお参りします。

必勝祈願の御祈祷料は、1,000円です。

必勝祈願のお願い

必勝祈願のお願いは、具体的にどのような勝利を求めているのかを明確にすることが大切です。

例えば、スポーツの試合で勝利したい場合は、チーム名や試合の名称、勝利を願う選手の名前などを具体的に伝えるとよいでしょう。また、受験や就職などの合格を願う場合は、受験する学校や会社名、合格を願う受験生や就職希望者の名前などを具体的に伝えるとよいでしょう。


必勝祈願の御利益

武信稲荷神社で必勝祈願をすることで、以下のご利益が期待できます。

場所

  • 住所:〒604-8801 京都市中京区今新在家西町38
  • お問合せ電話番号:075-841-3023
  • 時間:9:00~18:00

一寸法師ゆかりの話

一寸法師のあらすじ

むかしむかしあるところに身長が一寸(3cm程)しかない子がいた。その子は何年たっても大きくなることがなく一寸法師と名付けられた。ある日一寸法師は武士になるために京を目指し、お椀の船にお箸を櫂(船をこぐオール)に針を刀の代わりにして旅に立つ。

京へ着いた一寸法師は、京で一番大きな屋敷に住み込みで奉公する。屋敷の主「三条大臣殿」に大変気に入られた一寸法師は姫のお供で清水寺へ行くことになるが、道中で鬼に襲われ、鬼に丸飲みされてしまう。しかし鬼の腹の中で針の刀を振り回して大暴れ、すると鬼はたまらず一寸法師を吐き出して逃げていった。

逃げた鬼は、振れば願いが叶うという打ち出の小槌を落としていった。一寸法師が打ち出の小槌を振るとどんどん背がのびって立派な男性になった。そして姫と結婚し、打ち出の小槌で金銀宝物を出して末永く繁栄した。

その話の舞台になった場所で、三条大臣殿とは藤原良相公のことであり、現在の武信稲荷神社があるところに、藤原大臣殿屋敷、藤原氏の学問所のあったところです。

坂本龍馬のゆかりの話

坂本龍馬とおりゅうの話

神社の南には江戸時代、幕府直轄の六角獄舎という牢獄があり幕末、勤王の志士が多数収容されていた。その中に坂本龍馬の妻おりょうの父が勤王家の医師であったため捕らわれていた。

龍馬とおりょうは共に何度か訪れるが、龍馬自身も狙われる身であり面会はかなわない。その為この大木の上から様子を探ったという。

その後命を狙われる龍馬は身を隠すこととなる。おりょうは龍馬の身を案じ過ごしていた。そんなおり二人で何度も訪れた武信稲荷の榎をふと思い出し訪れた。するとそこには龍馬独特の字で『龍』の字が彫ってあったという。

自分は今も生きている。そして京都にいるのだ。そういう龍馬からの伝言であった。

龍馬が京都にいることを知ったおりょうは二人の共通の知人を訪ね、その後に二人は再び出会えたという。


御神木の榎(えのき)は八五〇年の生命力から健康長寿の信仰が厚い。また榎は「縁の木(えんのき)」とも読まれ、御神木の榎に宿る弁財天を祀る末社の「宮姫社」は縁結び、恋愛の神としても知られる。

龍馬とおりょうもそんな縁結びの力を頂いた二人である。

御神木の榎

今では、龍馬が彫った龍の文字は残念ながら見えなくなっています。

宮姫社

龍馬おみくじがあります。

本堂

両側にきつねさん

本堂横に御神木

武信稲荷神社のエノキ


武信稲荷神社は、平安時代この近くにあった藤原氏の学問所勧学院と医療施設延命院の守護社として、右大臣藤原良相によって創建されたと伝えられている。

このエノキは、平重盛が安芸宮島の厳島神社から苗木を移し植えたという伝承を持ち、神木とされている。

この付近は、壬生 (水生) という地名からもうかがえるように、かつては地下水位が高く、こうした地質がこの古木を育成したと考えられる。市街地の中にこのような大木があることは貴重であり、昭和六十年六月一日京都市指定天然記念物に指定された。

京都市

御神木から現れた龍

御神木の榎(えのき)は樹齢約八五〇年、辯財天が宿る御神木である。平成25年8月、一部が空洞化した枝が折れ落下したが、チェンソーアート世界チャンピオン城所ケイジ氏によって龍の姿に生まれ変わった。

白蛇社(弁財天)

アクセス方法

  • 阪急:四条大宮駅より徒歩5分
  • 市バス:四条大宮より徒歩5分
  • JR:二条駅より徒歩10分
  • 地下鉄:二条城前駅より徒歩10分
  • 市バス:壬生操車場前より徒歩3分
  • 市バス:三条堀川より徒歩10分
  • また、二条城(元離宮二条城)から歩いて13分ほどの距離にありますので、二条城と一緒にまわって頂き、途中の三条商店街でお食事・お買物をされるのがお勧めです。
  • 本能寺の変があった場所も近くにあります。『本能寺の変があった場所』

まとめ

武信稲荷神社は、必勝、命名、名付けにご利益があるとされる神社です。

必勝祈願や命名・名付けのご祈祷など、さまざまなご利益を求めて、多くの人々が訪れています。

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