家庭菜園 きゅうり うどんこ病の被害を受けた株が再生できるか!
うどんこ病の被害を受けたきゅうりが再生できるか!葉や実で密集した環境で栽培するとうどんこ病になるかを実験したところ、うどんこ病になってしまいました。その苗を再生する事が出来るか調査(実験)を行ってみました。
きゅうり うどんこ病
写真の密集した風通しの悪い環境をつくると!
![](https://i0.wp.com/kaichanpapa.info/wp-content/uploads/2020/06/キュウリウ0607-2-576x1024.jpg?resize=576%2C1024)
下記の写真の通りうどんこ病が発生します。
![](https://i0.wp.com/kaichanpapa.info/wp-content/uploads/2020/06/キュウリウ0607X3-768x1024.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/lifewak.com/wp-content/uploads/2020/06/0607-xx.jpg?resize=507%2C854&ssl=1)
茎まで真っ白になります。※地面はたい肥をまいた後の土です。
![](https://i0.wp.com/kaichanpapa.info/wp-content/uploads/2020/06/キュウリウ0607-23-1.jpg?fit=750%2C563)
うどんこ病とは
うどんこ病とは、名前の通り、うどん粉のような白いカビが作物の葉・茎に付着する病気です。最初は葉のごく一部でも進行するとは全体が白くなり、最後には株全てが黄色くなり枯れてしまう病気です。きゅうり・トマトなどのウリ科の食物にかかりやすい病気です。
うどんこ病の原因
風通しが悪く乾燥した場所でとくに発生しやすい病気です。
葉やきゅうりの実、茎などが密集した風通しの悪い環境で発生しやすい病気です。
今回の私の畑でも密集させた株はうどんこ病になり、密集させなかった株はうどんこ病にならずに、生長しました。
対象方法
まず、うどんこ病にかかった葉を取り除き・茎を真っすぐに伸ばし風通りを良くし、新しい肥料を新たにまき、株元をきれいに清掃をおこないます。
![](https://i1.wp.com/kaichanpapa.info/wp-content/uploads/2020/06/キュウリウ0607-16-1-scaled.jpg?fit=576%2C1024)
今回は9節まで葉を取り除きました。
![](https://i0.wp.com/kaichanpapa.info/wp-content/uploads/2020/06/キュウリウ0607-17-scaled.jpg?fit=583%2C1024)
茎もこんなに白くなっています。
![](https://i2.wp.com/kaichanpapa.info/wp-content/uploads/2020/06/キュウリウ0607-23-scaled.jpg?fit=750%2C563)
茎も真っすぐに伸ばす。(左が伸ばす前・右が伸ばした後)
![](https://i0.wp.com/kaichanpapa.info/wp-content/uploads/2020/06/キュウリウ0607-2-1-576x1024.jpg?resize=576%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kaichanpapa.info/wp-content/uploads/2020/06/キュウリウ0607-17-1-583x1024.jpg?resize=583%2C1024&ssl=1)
使った肥料
![](https://i0.wp.com/kaichanpapa.info/wp-content/uploads/2020/06/肥料1-1-683x1024.jpg?resize=683%2C1024)
醗酵済たい肥を使用しました。
この時の注意事項
![](https://i0.wp.com/kaichanpapa.info/wp-content/uploads/2020/06/キュウリウ0607XB-768x1024.jpg?resize=768%2C1024)
うどんこ病で切り落とした葉は、上の写真のように地面に置いてはいけません、切り落とし後すぐに袋に入れて廃棄をおこないましょう。
うどんこ病の菌が飛んで、ほかのきゅうりに菌がうつる可能性があるので、必ず切断後は、袋に入れて菌が飛ばないようにして廃棄しましょう。(※参考にきゅうりのうどんこ病がトマトにうつることはありません。)
患部(うどんこ病)患部に 重曹・竹酢・木酢の水で薄めたもの直接散布
重曹:水500ccに対して重曹1g(小さじ約4分の1)
竹酢・木酢は50倍に薄めて直接散布
今回は、竹酢を使用してジョロで大量に患部に掛けるのと株元に掛けるのと、スプレーデ患部に直接噴射を3日一回行いました。6月7日ジョロで大量に散布・6月10日スプレーで患部に噴射を行いました。