家庭菜園肥料にバナナの皮は最適です。
バナナの皮には野菜に必要な栄養素が多く含まれております。例えば、実・根の生長させる栄養素が含まれているので肥料にするには最適な材料です。また、家庭でも簡単に手に入れられるので、ぜひ使ってみてください。
バナナの皮には野菜に必要な栄養素がたくさん含まれています。
目次
1.バナナの皮に含まれている栄養素
バナナの皮には カリウム、リン、カルシウム、マグネシウム、マンガン、硫黄といった植物にも人間にも良い栄養素が多く詰まっています。
2.野菜に必要な3要素
葉もの・実もの・根ものには3要素が必要です。
3要素=チッ素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)
ちなみに5要素としては=上記+カルシウム(Ca)+マグネシウム(Mg)になります。
3.チッ素(N)
役割
茎や葉を茂らせる。タンパクシ質やアミノ酸の成分となる、もっとも必要とされる成分
不足すると
葉の色が淡緑色になり、葉が小さくなる。全体的に生育が悪くなる。
4.リン酸(P)
役割
生育の盛んな部分や花やつぼみ、実の生長を促進する。根の生長にも大きく関わる。
不足すると
葉が紫色になる。初期に不足すると、根の生長が悪くなり、全体の生育がよくない。
5.カリウム(K)
役割
根の生長を促進。光合成を盛んにし、実つきをよくする。チッ素の効き過ぎを抑制
不足すると
下葉から近点が発生したり、葉の周辺や葉脈間が黄色に変色して、やがて枯れてしまう。
6.カルシウム(Ca)
役割
チッ素がタンパク質やアミノ酸に変化するのを助ける。有機物を中和し、細胞を結合させる。
不足すると
新芽や若い葉の先端が枯れる。トマトの果実が尻腐れに、結球野菜やタマネギの芯が腐る。
7.マグネシウム(Mg)
役割
葉緑素をつくっている。
不足すると
とくにナス科の野菜は下葉の葉脈間が黄化する。ホウレンソウなど葉脈に沿って黄白化する。
8.バナナの皮の特徴
比較的早く腐り、臭いもそれほど異臭は放たないのでそのままつかえます。
9.バナナの皮の撒き方
左側は、裁断して、畑に撒いたり、土の中に埋める。
右は4等分に切り裂き地表に並べる。(乾燥対策と根に栄養補給を目的として使用)
最初から大量に使用すると異臭が出るかもしれませんので、毎日少しずつ撒いていけば、さほど異臭を感じることがありません。※異臭に関しては、臭いが気になる方はおすすめしません。
撒いて10日ほど経過すれば真っ黒になるので、見た目も気にならなくなります。
最終的には土になるので、土の量を増やすの意味もかねてそのまま私は使用しています。