【そら豆 栽培方法】栄養いっぱい/食物繊維もいっぱい さまざまな料理に使える万能な食材です
そら豆を栽培しよう!

目次
1.そら豆の特徴
そら豆 物性たんぱく質を多く含んでおり、糖質・カロテン・ビタミンB1、B2、C、亜鉛などもたくさん含まれている食物です。比較的簡単につくれます。また、見た目もかわいく・作るのがたのしいのでぜひ、一度栽培をしてみてください。「疲労回復、動脈硬化・高血圧の予防、便秘解消効果のあると言われている栄養がいっぱい含んでいます。」
※調理法: 塩茹で、炒め物、揚げ物など、様々な料理に使われます。
2.そら豆の栄養分
そら豆は、タンパク質やビタミンB群、カリウム、食物繊維などの栄養素をバランス良く含んでいる食品です。
主な栄養成分
- タンパク質: 筋肉や臓器など、体の様々な組織を作るために必要な栄養素です。
- ビタミンB群: 糖質、脂質、タンパク質の代謝を助け、エネルギーを作るために必要な栄養素です。
- カリウム: ナトリウムを排出し、血圧を下げる効果がある栄養素です。
- 食物繊維: 腸内環境を整え、便秘を予防する効果がある栄養素です。
そら豆には、その他にもビタミンCや鉄分などの栄養素が含まれています。
効果・効能
そら豆に含まれる栄養素には、以下のような効果・効能が期待できます。
- 疲労回復: ビタミンB群が糖質や脂質の代謝を助け、エネルギーを作り出すことで疲労回復効果が期待できます。
- 高血圧予防: カリウムがナトリウムを排出し、血圧を下げることで高血圧予防効果が期待できます。
- 便秘解消: 食物繊維が腸内環境を整え、便秘を解消する効果が期待できます。
- 美肌効果: ビタミンCがコラーゲンの生成を助け、美肌効果が期待できます。
そら豆は、様々な料理に使える万能な食材です。ぜひ色々な方法で調理して、そら豆の栄養を効率的に摂取してみてください。
3.栽培ポイント
- 生育適温は15~20℃、 幼苗期は寒さに強く、5℃以上あれば生育し、 0℃になっても寒害を受けることはない。 しかし大きく育ったさやは低温に弱く、 0℃では落ちてしまうか、 発育障害を受ける。★種まき/植付け時期を逃さないことが大事。
- 発芽率が低いので、 育苗ポットにまいてあるていど苗を育ててから植えつけることをお勧め。
- 種が大きいので、発芽には多くの酸素と水分が必要。 ★深まきせず、おはぐろを斜め下に向けて植え付けるとよい。
- アブラムシに注意、新芽が被害を受けると、生長がとまってしますので、早めに駆除する。
失敗しやすいポイント
- 発芽率が悪いので育苗ポットで育てることをお勧め。地下植えじも種を2~3個植えて生長ものを残すとよい。
- 一つの種から5~6本の茎が育つので30cm以上間隔を空けることをおすすめします。
- 深く植えすぎたり、水不足または過多などが原因で発芽しない場合があるので、乾燥には注意しましょう。
- 茎葉が伸びると倒れやすくなるので、盛り土や、支柱を囲むように立てて倒れないようにする。※草丈60~70cmに切り詰めるなどを行う。 収量には関係しない。
- 土が酸性に偏っていると実が入っていない場合があるので、植付け前に石灰をまくとよい。
連作障害
連作を大変嫌いますので、少なくとも3~4年以上は栽培していない場所を選びましょう。連作地では発芽が悪く、その後の生育も不良になるこももある。
※私はできる限り土をかき混ぜるのとバナナ皮などの家から出る食材の廃棄材料を細かくして土に混ぜています。臭くなる時もあるので注意してください。その場合は上から土をかぶせることで抑えることができます。土質をできる限り良くすることである程度はカバー出来ると考えております。これはあくまで独自の考えですので参考程度に考えてください。
4.栽培カレンダー


種まき・植付け時期のタイミングを逃さないようにしてください。
中間: 関東、東海、中部(長野県中~北部を除く)、近畿、福井県、中国
暖 : 四国、九州、沖縄県
寒:北海道、東北、北陸(福井県を除く)、長野県(南部を除く)
発芽地温:20℃前後
植え方:地植え、鉢植え(プランター)
5.土つくり


種植え2週間前に1㎡あたり苦土石灰150ccをまく。
6.畝をつくる

苗と苗の間悪は30cm以上はあける。
種まき

種には黒い筋が入っており、「おはぐろ」と呼ぶ、この部分から発芽して根が生える。

植える時はおはぐろを斜め下向きにして植える
育苗ポット

3号ポットを用意して、おはぐろの部分を下に斜め下向きにして植える。発芽率が悪いので1つのポットに2~3個種を植える。

第一関節まで押し込む。

水をたっぷりかける。

そのまま植えられる便利なポットもありますよ。
地下植え

おはぐろの部分を下向きにして植える。
第一関節まで種を押し込む。

水をたっぷりかける。
植付け(ポット)

根の分が入る穴を掘る。


地面と同じ高さになる様に土をかぶせる。

その後たっぷり水を掛ける

苗と苗の間隔は30cmはあけましょう。
※一つの種から5~6本の茎が育つので30cm以上間隔を空けることをおすすめします。

追肥・土寄せ
・追肥は化成肥料などを半握りの量を春先に1階、つぼみが見え出したら1回、葉が広がっている範囲に施す。
・また、株が倒れないように株もとに、山のように土を盛ってください。
支柱を立てる


株が倒れないように四方に支柱をたてて、ひもなどで縛り、株が倒れないようにする。
摘心
草丈が70cm以上になったら茎の先端を摘心して実にの充実をはかります。
収穫

花が咲き


実がつき

さやに光沢が出て背側の筋が黒褐色になり、実が下向きになったら収穫期です。※さやを触って中の豆が十分膨らんでいるものから収穫しましょう。
