シシトウ/トウガラシをつくろう!素人でも簡単!長期収穫&いろんな料理につかえる
シシトウ/トウガラシ、高温を好み、栽培適温は25~30℃と高いため、気温が上がってから栽培をしましょう。収穫期が長いので収穫を楽しめます。※素人の方でも朝・夕に水さえ与えれば比較的簡単に育ちます。
シシトウ/トウガラシをつくろう!

目次
1.シシトウ/トウガラシの特徴
シシトウとトウガラシは、どちらもナス科トウガラシ属の植物です。ビタミンCやカロテンなどの栄養素を豊富に含んでおり、暑さに強く、比較的栽培しやすく、長い期間収穫できる野菜です。
2.シシトウ/トウガラシの栄養
シシトウ/トウガラシ独特の風味と栄養価の高さで人気の野菜です。特に、ビタミン類や抗酸化成分が豊富に含まれており、健康や美容に役立つ効果が期待できます。
シシトウの主な栄養素と効果:
- ビタミンC:
- 強い抗酸化作用があり、免疫力向上や美肌効果が期待できます。
- ストレス軽減や疲労回復にも役立ちます。
- β-カロテン:
- 体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。
- 抗酸化作用により、老化防止や免疫力向上にも効果が期待できます。
- ビタミンB6:
- タンパク質の代謝を助け、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。
- 神経伝達物質の生成にも関わり、精神安定にも効果が期待できます。
- ビタミンE:
- 抗酸化作用があり、血行促進や老化防止に役立ちます。
- 肌の健康維持にも効果が期待できます。
- カリウム:
- 体内の余分なナトリウムを排出し、高血圧予防に役立ちます。
- むくみ解消にも効果が期待できます。
- カプサイシン:
- 新陳代謝を促進し、脂肪燃焼効果や体を温める効果が期待できます。
- 食欲増進の効果もあります。
- ビタミンP:
- ビタミンCの吸収を助ける効果があります。
- 毛細血管を強くする効果や、血圧の上昇を抑える効果が期待できます。
- 食物繊維:
- 便通を整え、腸内環境を改善する効果があります。
シシトウの栄養を効果的に摂取するには:
- 油と一緒に調理すると、β-カロテンの吸収率がアップします。
- ビタミンCは加熱に弱いので、炒め物など短時間で調理できるレシピがおすすめです。
- 新鮮なものを選ぶようにしましょう。
3.栽培ポイント
- 栽培適温、25~30℃と高いため、気温が上がってから栽培をする。
- 夏の暑さに強い。
- 大きく育てば晩秋まで長く収穫が出来る。
- 肥料が少なくなると生育が悪くなる。
- 連作対策:コマツナ、などアブラナ科の野菜、イネ科、ユリ科も後作に向く
4.栽培カレンダー


中間: 関東、東海、中部(長野県中~北部を除く)、近畿、福井県、中国
暖 : 四国、九州、沖縄県
寒: 北海道、東北、北陸(福井県を除く)、長野県(南部を除く)
発芽地温:25~30℃
日照:日なた
植え方:地植え、鉢植え(プランター)
5.土つくり
日当たりの良い場所を選ぶ。、
植え付け2週間前に、1㎡あたり、苦土石灰を150gを畑にまきかき混ぜる。

植え付け2週間前に、1㎡あたり、苦土石灰を150gを畑にまきかき混ぜる。


よく、かき混ぜる。
6.畝をつくる

株間、45~50cm空けましょう。
7.植え付け
気温が温かい日に植え付けを行う。
土を掘り根鉢の大きさに植え穴を掘ります。

鉢を崩さず植える。

※深植えにならないようにします。

周囲の土を戻して根元を押さえて土と根鉢を密着させる。

水をたっぷり与える。

8.支柱を立て
苗から3~4cmほど離して支柱を立て

支柱と株は8の字にひもを結ぶ、支柱の株の間は余裕も持たせて結び付ける。

9.わき芽取り
最初の実がついたら、この部分から下のわき芽は摘み取ります。葉の付け 根から出ているのがわき芽です。放っておくと茎が伸び、栄養を奪うとともに、株元の風通しが悪くなる。

10.追肥
植え付けから1ヵ月後に追肥を行う。※以後月に1回追肥を行う。(たい肥/液体肥料を与える)

11.収穫
実を持ってヘタの上からハサミで切って収穫する。
